2023/11/07 17:14
今回は一人のお客様が2台お持ち込み。
たまたま近所のお客様でしたので預かってゆっくり整備しました。
まずはイギリス製時代のアラジンストーブ。
芯が固着はしていないのですが、ダイアルつまみを回しても重くて芯が上下しません。
芯まわりをバラして、注油。緩んでいるネジを増し締め。芯はまだ使えそうなのでハサミで整えて再利用しました。
なんとか普通に使えます。
ただ長く使わない期間の後に無理に力を入れてダイアルを回すと壊れる可能性があります。
この個体のくせを感じながら大事に使えば長く使用できそうです。
次は39型。
今お店で売っている最新型とほぼ同じですが、それでも20年くらい経過しているのかな?耐震装置が壊れています。新しい型は耐震装置が壊れていると使えません。
手持ちのあらゆるネジを使って修理を試みますがうまく動きません。
店頭にある新品のストーブを見て何度も機構を確かめます。
なんとか使用できるようになりました。
こちらも付いていた芯を掃除して再利用できました。
今回は整備費が1台3000円プラス消費税300円でした。
眠っているアラジンストーブがある方、お気軽に相談くださいませ。