2023/02/09 16:09
最新型の、それも今年度購入されたばかりというアラジンストーブの整備です。
最近炎がブルーではなく赤くなるということです。
京都市内のお客様でしたのでストーブを持参していただき診断していきます。
芯が正しい状態に達していません。あと1mmほど芯が出ないときれいなブルーの炎になりません。
このストーブには芯が減ってきたら繰り出せる機能があるので芯を繰り出してみます。
繰り出しても芯が正常な炎になる位置まで出てきません。
新品の芯と現状の芯とを比べてみると1cmほど減っていました。
新品ですとオレンジの紙の部分から上が約4.5cm。
減った状態で3.5cmでした。
3.5cmが交換の目安となります。
今回新品で購入したストーブが半年も経過していないのになぜ芯が1cmも減ってしまったのか、その点は究明できませんでした。
芯を交換して作業は終了です。
特に難しい調整はありませんが、新しい芯は長いのでできるだけ芯が出過ぎないようにするのが取り付ける際のコツです。
自分で芯交換をする際のコツをもう少し伝授しますと、黄色いダイアルの赤い目印はセンターに位置させること。
おもしに書いてあるように芯を上下させる際はおもしを倒してから作業すること。
これを守れば芯交換や芯調整はうまくいきます。
今回アラジンストーブに合う富士ホーローのケトルも購入していただきました。
ありがとうございました。
新しいストーブでこれだけ早く芯交換をしたのは初めてでした。定期的に芯の掃除をする方が芯にとっては良いのですが、あまり芯カッターで削りすぎても芯交換の頻度が増えるのかもしれませんね。