J38型の点検と芯交換。

比較的キレイな1台です。

たぶん昭和50年代の製品なので45年くらい経過しています。

今のデザインとほとんど変わっていないので古いんだけど古く感じないというか、元々機能性重視なシンプルな形なのでずっと古く感じないのかもしれません。

現代ではなかなかこういう商品は無いですね。

芯の状態が良くないのと、少し調子が悪いようなので整備をします。

中がススだらけです。

芯の状態が悪いまま使ってるとススだらけになります。

修理をしていて気をつけることは

壊さない。

怪我しない。

あと自分の衣服を汚さない。

これを整備するのは服を汚す危険性がかなり高いのでまず注意して掃除します。

汚れていると壊れている部分もわかりにくいのです。

芯交換をして耐震装置の調整をします。

水平器がついています。

いったん装置を外して壊れていないか確認して掃除して、耐震装置の爪がしっかりと芯繰り出しダイアルにかかっている位置に取り付けします。この取り付け位置が甘いと少しストーブを動かすだけで耐震装置が働いて消えてしまうということが起こります。難しくないのですがコツが必要な作業です。

今回は最近まで使われていたので芯交換はスムーズにできました。

長く使われていない場合は芯を取り出すのに苦労します。なるべく毎年使うようにお願いします。