2022/12/06 14:32


39型は現行品と近いので芯交換はやりやすいのですが今回は芯と本体がガチガチに固着していました。

古い芯と本体のスキマに針のような細い棒を入れてそこに灯油を流し込んで、それを周囲何ヶ所か施して芯が柔らかくなるのを待ちます。

この時動かないのに無理にダイアルを回転させるのは絶対やめてください。

どこかに負担がかかり壊れます。

樹脂がわれたりすると修理が非常に困難になるからです。

根気よくゆっくり灯油が浸透させ、少しずつ芯を引き上げて古い芯を取り出すことができました。

新しい芯に交換して、新しい灯油を入れて、何度か試運転して修理完了です。


今回は芯の持ち込みでした。

パッケージが古いです。

芯持ち込みでも工賃は変わりません。

芯代金無しで工賃3000円プラス税のみですが、予備に新しい芯も購入していただきました。

今回から2800円プラス税になります。


ストーブ本体は現行品と違いを見つけるのが難しいくらいそっくりですが、箱は少しレトロです。

30年くらいは経ってるのかな?


現行品には無い水平器が付いてました。


青い炎が無事復活いたしました。

芯の調整は出し過ぎてもダメです。ちょうどいいくらいにダイアルの黒い部分を手前に引っ張りだして芯の高さを調整してください。

1年にそう何度もする作業ではありません。

セッティングができている通常時は触らない方がいいです。

この詳しい説明書は当店で芯交換した際にはお渡ししていますのでご確認ください。