2020/11/12 11:45
38型は昭和50年くらいから製造されたストーブでこの型からほぼ日本で作られている。
そのせいか、比較的かっちりとした、精度の高い印象がします。他の古い型より新しいこともありますが。
新しいとはいえ40年は経過しているストーブ。古い灯油が入ったまま放置してあったそうなので点検していきます。
まず耐震装置の確認。
丸い蓋をあけて振り子を見ると、購入した時に振り子が揺れないように段ボールで抑えがしてあるのがそのまま入っていました。もし38型を使っている人がいたら一度蓋を開けてください。段ボールが挟んだままだと地震の時に揺れても消火できません。
耐震装置セットレバーの位置がずれてました。
レバーの根本のネジが緩みやすいので注意してください。
耐震装置が作動したらレバーは斜め上にきます。
セットしたら斜め下にきます。
この位置からずれていると操作しにくいです。
次に古い灯油を抜いて、新しい灯油をタンクに入れてすすぎ、それも抜いて芯の交換。
新しい灯油を入れて、芯が灯油に浸透するのを待って点火確認。
無事ブルーの炎が出て修理完了。
芯が固着していないと安心して作業ができます。
整備費3000円
芯が2500円
消費税550円
合計6050円です。
大阪からお持ちいただきました。