2020/11/06 14:33


一人のお客様からアラジンストーブ2台の修理依頼です。

白い方は芯が固着していました。


なんとか取り外せました。

新しい芯に交換しました。

ストーブの修理で注意する点は、固くて動かない部分があっても力まかせにしないことです。根気よく修理することが大事です。

特にダイアルなど樹脂がある部分は力を入れ過ぎるとわれてしまいます。

部品があればいいですが、古いストーブだと部分がなくて修理できなくなる可能性があります。

ストーブを長く使わない場合は芯を灯油で充分湿らせて、芯の上からビニール袋をかけて乾燥しないようにしておくのがいいかもしれません。カチカチに乾燥してしまうと芯と本体が固着するようです。

耐震装置を調整して修理完了。

39型のような比較的新しいアラジンストーブは取り扱い説明書があるのと部品が取り寄せできるので修理はやりやすいです。ただし昔のストーブと違って耐震安全装置があってこの調整が難しいです。


新しいとは言っても25年選手です。

大事に使えばずっと使えそうです。

緑色の方は芯は固着していませんでしたが、耐震装置の中の黒いクラッチダイアルが破損していました。



これを新品に交換しました。芯はまだ使えそうなのでそのまま使用しました。

25年前でも現行商品の部品と同じというのがすごいです。

耐震安全装置を調整して完成。