2019/11/08 14:06
ブログを観ていただいたお客様から修理の依頼。
長年物置で眠っていたストーブの修理。
どんな状態かわからないがアラジンならなんとかなりそうなので持ってきていただく。
あとから思ったけど、あらかじめスマホか何かで画像を送ってもらった方がよかったかもしれない。
届いたストーブはアラジンの39型だったのでほぼ現行品で安心した。前回は耐震装置が複雑で苦労したが、今回は現行品と同じで、マニュアルもあるので大丈夫。
ストーブを持ってくる前に注意してほしいことは、芯の調整ダイアルが固着して動かない場合は無理に回さないこと。
無理するとプラスティック部分が割れたり、中のギア⚙やクラッチが壊れてしまいます。
自分で修理する場合は適したオイル(ラスペネなど)を固着した部分に吹きかけ、慎重に作業してください。
今回は芯が固まって中で詰まってる状態で取り出すのに苦労した。
これは灯油を染み込ませて柔らかくして、1日放置。翌日引っ張りだした。この時無理矢理するとギアが破損するので要注意。
なんとか芯を救出成功。
ここまでくると一安心。
周囲を掃除して、芯を交換して、新しい灯油を入れて、灯油が上がってくるのを待つ。
その間に足の修理。
ネジが二ヶ所紛失してた。
しばらく待って点火。
ブルーの炎が確認できました。
修理をするたびに自分用に1台欲しくなるアラジンストーブです。
使っているうちに構造がわかれば整備も簡単です。
今回は整備費3000円芯代2500円芯クリーナー600円でした(税別)。
ストーブをお持ちいただいて、お待ちいただいての修理は難しいですが、遠方の方はご相談ください。
配送での修理は修理ができなかった場合の配送コストがバカにならないのでお断りしています。